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2006年1月12日 (木)

ホームレスの家

海外の都市に関する本を読むと不法占拠住宅の話がよく出てくる.ある晩突然そこに家ができるという不思議.私の固定観念では,家というものはハウスメーカーなり大工なり,専門家が作るものというものだが,不法占拠住宅の多くはセルフビルドだ.国によっては,不法占拠住宅といえども勝手に撤去できない.日本では考えられない話だと思っていたところ,「『ホームレスの家』を鑑賞する」を見つけて,日本ではホームレスの家が不法占拠住宅に当たると納得した.そして,初めて大阪の天王寺で歩道上に作られたホームレスのおうちを見たときに「ホームレスっていうけど,立派な家があるやん」と思ったことを思い出した.大阪のホームレスの家は,ドアも窓もあったりするし,壁も木材だ.

さて,「『ホームレスの家』を鑑賞する」のページについて.家の類型化と考察がすばらしい.あのブルーシートハウスに切妻屋根があるとは気づかなかった.高層ビルと高速道路,その下に整然と並ぶブルーシートハウスの写真は,東京という不思議な都市をよく表している.それと,ホームレスといえば,家も仕事も失った世捨て人のようなイメージがあったが,このページを見ていると生活臭を強く感じる.

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