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2006年5月25日 (木)

BASIC-Phモデル

林春男氏の「いのちを守る地震防災学」を読む.この本は,阪神・淡路大震災での経験を踏まえて書かれた本である.

この本の中に出てきたストレスの対処方法が面白かった.この方法は,それぞれの対処法の頭文字をとって,BASIC-Phモデルという.少し調べたところ,心理学の分野では,かなり確立された方法のようである.私の日常生活に当てはめた場合を考えてみたのが,以下のとおり.

<BASIC-Phモデル>

  1. Belief-信念
     ストレス体験を自分の人生の中で意味のあるものとして位置づけること.
     例:育児は自分の人生を豊かにしてくれると位置づける
  2. Affect-感情
     感情をあるがままに表に出すこと.それを受け入れる支援者は,アドバイスも断定も出さずに,被害者のあるがままを受け入れる.
     例:疲れたときは気持ちのおもむくままに泣いてみる
  3. Social Support-社会的支援
     社会的に支援者を得ること.
     例:保育所で公的な支援を受けることができること.
  4. Imagination-想像力
     ダンス,絵画,文学や音楽などの芸術は、
     言葉で表現できない内面の表現を助ける.
     例:時折,電子ピアノをでたらめに弾くこと.
  5. Cognition-認知
     自分の現在の状況,これからの見通し,可能な手立てに
     関する情報を集め,自分自身をよりよく理解すること.
     例:保育士や育児経験者から情報を得ること.
  6. Physical-身体・生理反応
     適度な運動や入浴によって,ストレスは軽減する.
     例:自転車で通勤し,適度に汗をかくこと.

私の場合,忙しい日々を送っていると,「Imagination」や「Physical」な部分の対処両方をついつい怠ってしまう.そして,さらにストレスをためる悪循環によく陥るので,意識してこの2つの対処法をやっていこうと思う.

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