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2006年8月31日 (木)

人生の修正

20060212002  おそらく私は昔からひねた子どもだった.喜び,悲しみ,感動といった感情をはっきりと前に出すのが苦手だった.その一方で,子どもらしい屈託のなさは憧れだった.また,一人暮らしをしていた学生時代,コンサルタント時代と続いた怠惰で自堕落な生活のせいで,私の生活リズムは狂っていた.徹夜や深酒などで生活パターンがなかなか定まらず,結果的に不健康で効率の悪い生活を送っていた.
 「子育てをすることで自分も人間的に成長する」という人がいるが,私にはそんな言葉はおこがましくて言えない.そういうことを言う人は,愛情を十分に受けて,きちんとした生活習慣を身につけた人なんだろうな,と勝手に推測してしまう.社会人として何かが欠けている私が言えることは,「少なくとも私は子育てをしながら,人生を修正しているような気がする」ということぐらいか.日々,欲望をそのまま表現する幼児と共に過ごすことで,私自身も感情の表現の仕方,感情の抑え方を学んでいる.幼児に一般の生活習慣を身につけさせるために,私自身も一般の生活時間で1日を過ごさなければならない.私は今子育てをすることで,私自身の人生を修正しているような気がする.

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