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2006年12月 4日 (月)

ここしばらくはTOEIC対策をしていた

大学院博士後期課程の2次募集を受験することにした.受験資格としてTOEICのスコアが必要であるとのことなので,ここ数ヶ月はTOEIC対策に取組んでいた

ある程度の英語力がある人は,ほとんど勉強をしなくても600点以上とれるらしい.私の場合は,ほとんど勉強せずに受験したら515点しかなかった.この時点で,基本的な英語力が足りていないことはよくわかった.とりあえず時間がないので,テクニックを身につけることに主眼をおいて勉強した.以下が1ヶ月で120点アップした私のTOEIC対策方法.

【文法】

まずは,「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」をもとに勉強.体系だって整理されているので,英語をすっかり忘れていた私の頭の中は整理されたが,あまり点数には直結しなかったような気がする.

それと,「1日1分レッスン!TOEIC Test パワーアップ編」を寝る前に3~4問ずつ読み,テスト前に見直しした.簡単だけどひっかかりやすい問題がどのようにひっかけようとしているのかと解説付きで出ている.これを読んだおかげで,Part5の文法問題のいくつかは,見た瞬間に回答できるようになった.結果的にこれが一番役にたったと思う.

【リスニング】

 通勤時間中に「公式問題集」の付属CDをi-pod shuffleでずっと聞いていたけど,あまり慣れなかった.英文科出身の友達は「シャドウイングがいいかもよ」とアドバイスしてくれたが,面倒でやらなかった(次回受けるときは,これを中心にやろうと思う).

 あとは,「TOEIC TESTリスニング出るとこだけ! 」を一通りやった.この中のテクニックのいくつかはとても役にたった.例えば,回答には質問で出てきた単語に発音が似ている言葉をつかってひっかけようとしているとか,例題やページをめくるための間を利用して,part4,5の設問と回答をチェックしろとか.

TOEICのリスニングは,現実に即したリスニング能力をはかるのが目的とかで,ベーシックなアメリカ英語だけでなく,イギリス,オーストラリア,カナダ訛りの英語も出題される.私にはオーストラリア訛りは聞き取りにくくて閉口した.現実に即したというならば,日本語訛りとかタイ訛りの英語も加えてくれ,と思う.

【語彙】

TOEIC TEST英単語出るとこだけ!」を勉強しようとしたが,3分の1程度しか取組めなかったし,そんなにたくさん覚えられなかった.語彙だけはやっぱりコツコツするしかないかも.TOEICはビジネスシーンで使う英語を主眼においているため,日本の大学受験英語ではあまりお眼にかからない単語も多い.brochureとか私は見たこともなかった.

【読解】

 ほとんど対策せず.長文読解は,時間があればそんなに難しい問題ではない.1回目の受験の時には,最後に解いて時間が足りなくなったため,2回目からはリスニングが終った直後に取りかかることにしたらすべての設問に答えることができた.それでも正答率は低かったので,点数につなげるには(短期的にはなかなか身につかない)速読力と語彙力を身につけるしかない.

 以上の対策の結果,2回目の受験で635点という結果になった.教授には最低650点必要と言われていたが,大学入試以来まともに英語の勉強に取組んでいない私からすれば,これだけとれれば御の字のような気がする.TOEIC対策は正直なところ結構楽しかった.研究はコツコツしたところで成果があがるとは限らないのだが,TOEICはコツコツ勉強さえすれば点数につながる.今回は点をとるためのテクニックばかり覚えたため,私の英語力が向上したとは思えない.次回受験する際は,もう少し語彙力とリスニング力に主眼をおくことにしよう.来年は6月に国際学会のポスターセッションに参加する予定なので,今よりは英語力もあがっているだろうから,その後の夏ごろに受験することにしよう.

余談として.TOEICは大学院の入試として適切なのかどうかは少し疑問である.ビジネス英語が主であるため,論文を書く際に必要とされる能力とは少し異なる気がする.ただ,受験生としては,大学の先生がつくる何が出るかわからない問題より,TOEICの方が対策がとりやすいし,何回も受けることができるので気が楽だと思う.

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