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2007年4月21日 (土)

娘の妄想癖

 ある日突然、娘に「のび太くんになったから」と宣言された。「のび太くんと呼ばないと返事しない」ともいう。おかしいのを堪えて「のび太くん」「のび太くん」と呼んであげると喜ぶ。しばらく様子をみていると、オットを「ドラえもん」と呼んでいる。オットも調子を合わせて「なんだい、のび太くん」とか少しだけドラえもん(大山のぶ代)の口調を真似て相手をしてあげている。
 なぜよりによって「のび太」なのか。のび太といえば「のび太のくせに生意気だ」といわれてしまうぐらいダメな子の典型的な名前なのに。勉強や運動ができないというだけでなく、怠け者だし、向上心がないし、すぐひがむし。せめて「しずかちゃん」だったらいいのに。

 その2、3週間後、今度は「ペンギンの赤ちゃんになった」とまた宣言された。曰く「お父さんはペンギンで、お母さんはペンギンのママ」。オットは例によって、調子を合わせて「ペンペン」といいながら、ペンギン歩きをしてあげている。私はついつい面倒くさくて、「違うよ。お母さんはペンギンじゃないし、○○(娘の名前)ちゃんもペンギンじゃない」と言ってしまった。すると、娘に「え?」とすごくびっくりした顔をされた。なぜそこでびっくりする?びっくりされたこっちが、びっくりしたよ。

 何かになりきるなんて、大人になると忘れてしまう。娘は毎日自分の世界を築いて楽しそうにしている。私も、そういう娘が家にいることで、何でもない日々が楽しい。

(娘の年齢:2歳9ヶ月)

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