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2007年8月29日 (水)

「授業をする」のって楽しい

 昨年から8月のお盆が終わった週は、O大の集中講義。別名「炎の出稼ぎ週間」。この週は、毎日3コマ分の授業を5日間連続で行うのだ。この集中講義で得たお金が私の大学院の授業料の一部になる。

 授業を担当する、ということは、楽しいけれど、なかなかしんどい。教科書を決めて、それに沿った説明する、というのでもいいのだけれど、それだと講義していても面白くない。自分が講義して「面白い!」と思えるようにしようと思うと、かなり内容を精査して、話しやすいように授業をつくりこまないといけない。そのためには、かなり膨大な資料や自分の経験を踏まえた上で、膨大な時間をかけて資料をつくりこむことになる。

 私自身もそうだったんだけど、学生というのは一方的な講義やつまらない講義には遠慮なく寝る生き物である。昨年、初めて授業を担当して感じたのは、学生に寝られると腹が立つどころか、面白くない授業をしてしまった自分に情けなくなるということである。その情けなさを感じたくないがために、今年はいろいろと工夫をした。

20070823456_s 授業を聞きながら書き込みをするノートを準備したり、学生にガンガン質問できるよう準備をしたり。この質問というのも、アドリブでできれば何も問題ないんだけど、あらかじめ質問を用意しておかないと、結構つまっちゃったりして前に進まない。そういうわけで、些細な質問から考えさせる質問まで準備した。あと、授業終了後には授業内容を理解したか確認するためにミニテストやレポートを作ったりしたので、どの学生がちゃんと聞いていて、どの学生が聞いていないのかがよくわかった。ほかにも座学による講義だけでなく、ビデオを見せたり、物を持っていって触らしたりという工夫、施設見学と擬似体験、ワークショップの演習とバラエティあふれた授業を行った。

 どれもこれも大した工夫ではないけど、するのとしないのとでは大違いで、昨年よりも学生に寝られる確率が減った(といってもゼロではないし、最初から寝に来ている学生を起こす授業なんかなかなかできない)。自画自賛になるが、1人ですべて担当したわりには、結構充実した面白い授業になったのではないかと思う。授業終了後のアンケートを読んでも、「わかりやすい授業だった」「新たな視点を得られた」といった感想が見られ、私は非常に満足している。頑張った甲斐があるというもの。来年もこの調子でがんばろう。

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