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2007年11月 8日 (木)

心がなくなる

 先日、福祉系NPOの代表の方とお話していた折、「忙しいという言葉を使うのをやめないか」という話になった。

 なぜ、こういう話になったのかというと、ある調査の打ち合わせをしていて、「こういうことを手伝ってくれる学生が他にいないか?」と聞かれた際に、「最近の学生は忙しいから手伝ってくれないんですよ」とつい答えてしまったのである。そのときに「忙しいんじゃなくて、興味がある学生がいないのではないか?」と指摘されたのである。

 忙しいという言葉は便利な言葉で、何かができない言い訳をする時とかについつい使ってしまってしまう。けれど、実際には他のことにかまけているか、興味が薄いだけであったりするのに、「忙しい」と使ってしまう。

 「忙」という字は、心が亡くなると書く。そう思うと本当に嫌な字なように思える。

 自分のことに当てはめて考えると、論文を仕上げること、研究申請書を書くこと、ご飯をつくること、家を片付けること、そういった様々な事柄ができていないのは、本当は忙しいからではなくて、心が他のところにいっているのだ。そういったことに対して「忙しかったから」やっていない、というのは言い訳になっているようでなっていない。そんなことを言うくらいなら、「やる気がなかった、ごめんなさい」と負けを認めたほうがましなのかもしれない。

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