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2007年12月

2007年12月 4日 (火)

旧姓使用のこと

 研究発表や大学では、旧姓を使っている。オットの名字が嫌いだとか、旧姓に思い入れがあるからではなく、オットの姓を名乗るのといろいろと不便なことがあるからである。オットと私は、大まかに言えば同じ分野にいるため、私が研究で出会った人がオットの仕事相手になる可能性が高い。オットの姓は日本中に数家族しかいない変わった名字なので、私たちが夫婦であることはすぐ推察がついてしまう。だからといって、大きな不利益があるわけではないのだが、さして仲の良くない人にまでプライベートな部分を推察されるのは、あまり気持ちのよいことではないので、こうしている。

 一番面倒だなと思うのは所属先を変更する場合や研究助成をもらう時。だが、これも通称利用願いのような紙きれを一枚書けば問題ない。ただし、住所に「○○(夫の名字)方」と付け加えるのを忘れると郵便物が届かなくて困ることになる。

 あと、お金の振込先も少し面倒である。私は結婚の際に、旧姓名義の口座をすべて無くしてしまったため、申請者と口座名義人の名前が一致していないことになってしまう。だが、これも振り込み依頼先に事情を説明すれば、紙きれ一枚出せば問題ない。旧姓名義の口座があれば、こうした手続きも不要になるため、残しておけばよかった、と少し後悔している。

 そんなわけで、旧姓使用に大きくは不便を感じていない。この不便の感じて無さが、夫婦別姓に対する意識の低さにつながっているような気がしないでもない。夫婦別姓の法案が出るたびに、通るといいなと思いつつも、通らなくても別にかまわないと思ったりする。多分、こういう人が多いから、夫婦別姓法案がいつまでたっても通らないような気がする。

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