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2008年2月15日 (金)

レアアイテムとしての父

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 オットの仕事は、冬になると忙しくなる。そのため、帰りがものすごく遅いし、土曜日も仕事なので、娘は父になかなか会えない。今、娘にとって父はなかなか会えないレアアイテムなのである。

 先日、夜9時頃になって、「お父さんはなかなか帰ってこないから大嫌い!」と言いながら急に泣き出した。帰って来ないから嫌いとは、なかなか屈折した愛情表現である。大好きだからこそ帰って来ないのがさびしいのに。

 やれやれ困ったな、と思っていたら、玄関のドアの向こうから足音がした。オットが珍しく早く帰ってきたのだ。

 すると、それまで泣いていた娘は急に笑顔になって「やったー!やったー!」と喜びだした。そしてそのまま、何やら歌いながらくるくると踊りだした。喜びの踊りである。私は、こんなに喜ぶものかと呆気にとられて笑いながら見ていたのだが、帰ってくるだけで喜ばれるオットがうらやましかったし、喜びを素直に表すことができる娘がうらやましかった。

 仕事柄、なかなか早く帰れないのは仕方がない。オットはハードな仕事なのに文句も言わずに仕事して(しかもツマは呑気に学生なんかしているし)、偉いなと尊敬している。そう思っていても、時折「家にいないこと」をついつい恨んでしまう。そうやって恨んでいたら、家族を大事にする気持ちが減ってしまう。娘と私、娘とオットは血の繋がりがあるけれど、私とオットは他人だからお互いを思いやる気持ちがないとバラバラになってしまう。娘ほどじゃないけれど、私もオットが帰ってきたら喜ぶことにしよう。それに、こうやってなかなか早く帰るのが難しい時期こそ、一緒にいる時ぐらいは笑顔で過ごせるようにしたいと思う。(と、このように、私は家族のことについて少し反省しております。)

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