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2008年8月 4日 (月)

博士後期課程の出口の話その1

 博士後期課程の入口通過がとても簡単なのに対して、出口の通過は結構大変である。

 出口を通過するためには、2つ条件をクリアしないといけない。一つは博士論文を執筆すること、もう一つは就職先を見つけることである。私はいずれもクリアできていないので、これらの記述は信用のならないものだけれど。

 1つ目の博士論文の執筆は、執筆さえすれば認められるというわけではなく、査読付き論文を何本か書かないと執筆自体を認めてもらえない。うちの研究室では、査読付き論文が3本は必要だ。査読はどの論文集でも良いわけでなく、専攻や研究室が認める論文集に掲載されないといけない。私の専門とする土木計画学では、土木学会論文集、土木計画学研究・論文集、都市計画学会論文集、交通工学といったあたりである(もちろん、私が出したことがない”Transportation”とか、”Transport Policy”とか有名な海外のJournalに投稿できればなおのことよいだろう)。大学によっては、どの論文集であれば認められるのかを明記しているところもあるらしいが、うちの大学ではどの明記されていない。

 査読付き論文をそろえるにはどうすればよいのか。ごめんなさい。これについては、私も教えてほしいところ。私は今のところ4勝2敗。どうすれば査読が通るのかわからないうちは、できるだけたくさん書いて慣れることが大事だと思う。私なんか最初に論文を書いた時は、論文を書くルールというものがわからずにそれに四苦八苦して時間ばっかりとられた。あとは、研究にアドバイスをしてくれる身近な味方を見つけること。教授の先生はお忙しいので、なかなか細かいところまでアドバイスしていただけないことも多い。私は、助教の先生や、専攻は違うけれどうちの研究室出身の准教授の先生に相談にのってもらっている。論文を投稿する前にそういった人たちに一読して指摘してもらえると、査読に通る確率もぐんと上がる。

 で、査読付き論文がそろえば、そのまま博士論文になるかというとそうではない。一つ一つの論文はまとまっていても、それらをまとめて一つの筋にしなければならない。そういった整合性を考えて論文をまとめなおさないといけない。私は毎回ゼミのたびに、「全体の流れがおかしい」と指摘されるのだけれど、なかなかうまく一つの筋にすることができない。とても苦しい作業である。

 で、出口を通過するための2つ目の条件、就職先を見つけることについては、またそのうち。

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