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2008年8月 3日 (日)

博士後期課程の入口の話

 「博士後期課程」の検索でこのblogにやってくる人が結構多い。大学学部と異なって、博士後期課程について世の中にそれほど情報が溢れていないので、こんな過疎blogにも人がやってくる。というわけで、そういう需要を意識して、今回と次回は入口と出口の話を書こうと思う。

  博士後期課程の入口はとても簡単だ。大学受験に比べれば、対策なんてないにも等しい。

  ほとんどの博士後期課程は定員を満たしていないので、大概のところで2次募集はあるし(うちの大学では1次募集の試験が8月、2次が2月)、落ちたという話もまず聞かない。

  あと、博士後期課程は基本的に前期課程を修了した学生が進学するものであるが、学部卒でも、修士の学位を有する者と同等以上の学力があるとられれば、入学可能である。この場合は、事前に出願資格審査を受け、それに合格した後に出願する。これも、事前に指導教員に話が通っていれば、審査で落ちることは少ない。

 うちの大学院の試験内容は、以下の3つである。

  •  TOEIC

  事前に受けた中で一番良いものを提出する。私は、650点程度ほしいと教授に言われたが、少し足りなかった。TOEICは対策をきちんとすれば必ず上がるので、繰り返し受ける方が良い。点が足りなくて落ちるということはないが、英語力がないと国際学会での発表に死ぬほど苦しむ(TOEIC対策をしたからといって、研究に関する英語力が上がるわけでもないのだが)。

  •  小論文の試験

  博士論文の研究計画について1500字、論文のテーマに近い課題に関して1500字を2時間にわたって書く。
 博士論文の研究計画は、1.論文タイトル、2.研究の背景、3.研究の目的、4.研究の方法を項目別に分けて記述した。たぶん、どこの大学院でも研究計画を書くように言われると思う。

  • 面接

 教授、准教授の先生がずらっと並んだ中で、面接を受ける。一人あたりの時間は20分程度だったと思う。聞かれたことは、「志望動機」、「研究計画」とオーソドックスな内容である。研究計画はまだそんなに十分に練れていないのにも関わらず、教授、准教授の先生方から多くの質問を受けて、とてもとても辛かった。あと、私は大学卒業後、社会人を経験した後の出戻りなので、入学後の経済状況についても聞かれた。

 たぶん、私の試験結果はあまりよいできではなかったと思う。でも、通ってしまった。

 問題はどうやって出口を目指すのか、ということである。というわけで、次回は博士後期課程の出口の話を書こう。

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