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2008年11月 9日 (日)

狩りをするか、耕すか

 むかしむかし歴史の時間に、狩猟生活と農耕生活の違いを習った気がする。たとえば、縄文時代まで狩猟生活をしていたのだけれど、弥生時代に入って農耕生活に入って飛躍的に生産量が増し、人口が増え、定住生活が始まったとか、そんな話。私は社会科は暗記科目だと思いこんでいてかなり大嫌いだったので、ちゃんと理解していないけれど。

 農耕民族は未来に希望を持つことができる人だと思う。そうじゃないと、土を耕して、種をまいて、芽が出て、それが食べられるようになるまで楽観的に待っていることができない。一方、狩猟民族は、芸術家みたいなものだ。鼻が利いたり、風をよむ力があったり、野性的な勘や能力が必要であるように思う。

 研究のスタイルとしても、農耕民族である人と、狩猟民族である人がいるように思う。

 私のやり方はまだまだ中途半端だ。狩猟民族であるならば、上手に上手に狩りをしておいしい生活を送るべきなのだろうけれど、目の前にある食べれるかどうかわからない木の実ばかりとっていて、なんだかひもじい。農耕民族であるならば、丁寧に丁寧に手をかけて、おいしく食べ物が育つまで気長に待って、収穫時期になったら一気に刈り取るという生活を送るべきなんだろうけれど、出たばかりの芽ばかり刈り取っていて、おいしくなるまで待っていられない。だってひもじいんだもの。

 どうも私の師匠は、野性の勘で狩りをする狩猟民族のようだ。私は、農耕スタイルを学びたかったのだけれども、それは独学で学ばなければならないようだ。いまだに研究の枠組みって何ですか?という感じで、習得できていない。研究のスタイルなんて、教わって身に付くものじゃないので、仕方がないんだけれど。なかなか苦しい道のりである。

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