天王寺@deep
先日、家族で天王寺動物園に行った。
久しぶりに行ったのだけど、天王寺ってディープで面白い場所だ。
- 将棋をさすところが何カ所もあって、どこも満員状態。しかも、窓越しにそれを熱心に見物する人が何人もいる。さすが本場。
- 路上販売が山ほどある。スーツの上下が1,000円とかありえない値段で売っているし、ルイヴィトンの偽物(モノグラムだけでなくマルチカラーも対応)とかキャラクター物のぬいぐるみとかが山ほど売られている。買う人いるのだろうか?
- 外食の値段がめっちゃ安い。寿司が3貫で250円とか、串あげ1本80円とか。日本酒も1杯250円。オット曰く「1,000円あったらつまみもありで、十分酔っぱらえそう」。どのお店も、昼から呑んでいるいる人たちでいっぱい。
- 動物園の前の看板に「布団や毛布を公園に持ち込んではいけません」との注意書きがある。
動物園自体も面白かった。
サバンナゾーンがあって、シマウマやキリンといったアフリカから来た動物達が広々とした草原でのんびりとしている。岩山や木の陰に隠れている動物達を発見すると何だか得した気になる。
しかも、あのごちゃごちゃとした新世界の横にこの空間があると思うと、なおさら面白かった。
動物園のあとは通天閣へ。何かの本で、通天閣はエッフェル塔と凱旋門をくっつけた建物と読んだので、そういうのを期待して行ったら、凱旋門部分がなくてがっかり。戦後、建て替えた時に、凱旋門部分はやめたらしい。通天閣、103mと大して高くないのに、大阪湾や神戸の方まで見渡せて、なかなか見晴らしがよかった。かわいらしいビリケンさんにご対面できたのもうれしい。ビリケンさんの足の裏は、皆が触り過ぎて、えぐれていた。
天王寺は、上記のようなかなり混沌とした雰囲気もありつつも、実は一歩奥に入れば寺社町の風情が残るいい感じの街だったりもする。今回は行かなかったけれど、学生時代に来た時には、四天王寺周辺に仏教関係のお店が立ち並んでいたような気がする。茶道部のみんなと買いにいった干菓子の「河藤」さんとか、素敵なお店もあるし。進学校として有名な四天王寺高校(よんてん)もあったりするから、真面目そうな女子高生がちらほら歩いていたりもするし。奥が深い。
- - -
写真 木の皮をずっと食べているきりん(動物園にいるきりんってずっと何かを食べている気がする)。通天閣のビリケン。
| 固定リンク
« きっと、みんなマザコン | トップページ | テベリ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント