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2009年1月 3日 (土)

十牛

200812201767

 干支が牛だったので年賀状に「十牛」を使おうと思っていたのに、すっかり忘れていた。

 「十牛」とは、禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表したもの。十枚の絵とは、1.尋牛、2.見跡、3.見牛、4.得牛、5.牧牛、6.騎牛帰家、7.忘牛存人、8.人牛倶忘、9.返本還源、10.入鄽垂手の10枚。詳しくはWikipediaの十牛図の項をどうぞ。せっかく牛を得たのに、牛のことを忘れるっていうのが禅の考え方らしい。多分、謙虚になりなさいということなんだろうけれど、いまいちよく分からない。牛は、真の自己を喩えたものらしい。

 学生の頃所属していた茶道部に「十牛」の絵が描かれた数茶碗があって、お茶の師匠にその意味を教えていただいた。

 私はどうもいつまでたっても、入り口の尋牛あたりにいるような気がする。最近、どうにかこうにか人生の目標を見つけたよ、という感じ。時々、うっすらと牛の足跡が見えるけれど(見跡)、まだまだ牛を手に入れる段にはなっていないし(得牛)、ましてや牛に乗って家に帰るなんて(騎牛帰家)、いつのことになるのやら。その先の牛倶忘、返本還源、入鄽垂手なんて想像もつかないぞ。

 というわけで、今年もぼちぼち頑張ります。

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写真:牛ならぬ丸太に乗る娘。

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