明るくてきれいなディストピア
ピクサーの最新作の映画「wall-e」を家族三人で見た。面白かった。2時間が本当に楽しかった。大人も子どもも安心して楽しめる上質の映画だった。ピクサーは本当に外れがない。主人公のwall-eもeveも無機質なロボットなのに、見ているうちに無性にかわいく見えてくる。ロボットをかわいく感じさせるのは、やはりCGで細部に至るまで作り込まれているせいだと思う。名作のパロディも散りばめられているのも楽しい。
未来の姿が描かれているのが、これが見事なディストピア。今まで映画に描かれて来たディストピアは、マトリックスやブレードランナーのように暗くて憂鬱なイメージの世界なのだが、wall-eに描かれているディストピアは明るくて、美しくて、とりあえず誰も不幸じゃない。ミクロ経済でいうところの効用の最大化だけを考えていったら、こういう世界になるんじゃないかな。資本主義の最先端の実験を繰り広げているアメリカはやっぱりすごい。こういう映画を作っちゃうんだから。
娘もwall-eを気に入っているようで、映画の中のロボットの声を真似て「ウォーリー」とか「ガイライノ、オセンブッシツデス」と口にしては喜んでいる。きっと、娘は大きくなってこの映画を見直したら、全然違うメッセージを読み取ることができて、面白く感じるんじゃないかな。
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脳のこやしに、パーサ・ダスグプタ:経済学、矢作 俊彦: ららら科學の子を追加。
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