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2009年2月 8日 (日)

何で、みんながやっているからって同じことをしなくちゃいけないんだ?

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 正月に読んだ「ららら科學の子」が面白かったので、同じ矢作俊彦さんの「スズキさんの休息と遍歴」を読む(最近、小説ばっかり読んでいる)。あんまりにも面白かったので、読みながら声をたてて何回も笑ってしまった(本を読みながら声を出すなんて、疲れているんだろうか?)。

 スズキさんは、超青臭い。理屈っぽい正論ばかり振りかざして、あちこちに首をつっこんで、惨敗する。スズキさんは、勇敢に風車につっこむドンキホーテなのである。そんなスズキさんに、すごく共感しまくった。

 たとえば、大学病院の一部はうちの先生が建てたようなものなんだぜ、という政治家の秘書をしている友人に対しては、こんなことを言う。

「国大病院は国民の金で建てたものだ。政治家の金じゃない。君の言うパワーポリティクスのパワーは、銅像の大きさで計れるようなもんなのか。」

 ディズニーランドについても、

「人より目立たず、うんうんと運命に頷いているのがまったく素晴らしい人生のコツだよなんて考えを、子どもの心に植え付けるんだ。ディズニーは子どもに毒だ。」

 子どもの小学校の授業参観。少し変わった解法を用いて算数の問題を解く子に「他の子と同じように解きましょう」という先生に対して、

「何でみんながやっているから同じことをしなくちゃいけないんだ。合理的な理由を聞かせなさい。」

 正論過ぎて、しかも、しっかりと左に傾いていて笑えてしまう。こんなこと、真顔で言っていたら、煙たがられる。でも、人間、正論を言うのって大事かも。

 以下はネットで見つけた矢作俊彦さんのインタビュー。還暦を超えているはずなのに、何かと戦い続ける矢作さん。戦い続ける姿勢はやっぱりかっこいい。

WIRED VISION:矢作俊彦インタビュー

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コメント

インタヴュー、ご馳走さんでしたぁ

投稿: 八 | 2009年2月 8日 (日) 22時43分

>八さん
このインタビュー、見つけた時すごく嬉しかったんです。
八さんに紹介できて、よかったです。

投稿: ぴか | 2009年2月 9日 (月) 20時11分

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