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2009年4月24日 (金)

血液の話

 私は、かなり短い時間で採血をすることができる。血管も太くて見えやすいので、手慣れていない看護婦さんでも簡単に注射針を刺すことができる。これは私の数少ない特技の一つだ。それに私は少し太りすぎ以外は、いたって健康なのだ。健康診断で問題があったことはないし、血圧も低い。

 というわけで、私は定期的に献血をするようにしている。なぜなら私にとって献血は、それほどデメリットがないから。

 先日も献血をしたら、看護婦さんにびっくりされるぐらいの時間で採血を終えた。記念品の歯ブラシもいただいて、何だか得した気分。

 血液ついでに、血液型の話。

 血液型って、輸血や献血にしか役立たないといわれている。それでも、なぜ血液型での性格判断を信じる人っていなくならないんでしょうね?血液型の性格判断の非科学性は、かなり検証されているのに(Google scholar さんに「血液型 性格」とか入れて検索してみれば、山ほど研究成果が出てくる。たとえば、「血液型性格関連説についての検討」はかなり公平な立場から、日本における血液型性格判断について分析している)。

 血液型の性格判断は日本、中国、韓国あたりでしか行われていないらしい。欧米の人は自分の血液型を知らない人も多いらしいし。血液型の性格判断は、日本で多数派であるA型に関しては、良いことしか書いていない。一方で、少数派であるO型やAB型、B型に関してはあまり良くないことが書いてある。多数派にとって受け入れやすいことしか書いていないから、なくならないんだろうか?

 私は神経質な時もあるし、大らかな時もあるし、行動力がある時もあるし、性格に二面性もあるよ。で、おそらくほとんどの人もそうだ。人のない面は多様であるのが当然だ。でも、血液型をもとに、「ぴかさんはこういう性格なんですね」とか、「ぴかさんとこの人との相性は・・・」なんていってくる人がいる。私は、血液型で性格を判断されるのは嫌なのだが、血液型を聞いてくる人はいなくならない。というわけで、大人げない私は、人に血液型を聞かれた時には、Rh+型と答えるようにしている。

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 本/書籍に不透明な時代を見抜く「統計思考力」を追加。ダンコーガイさんがお勧めしていて面白そうだったので、購入した。読みやすいので、ちょっと集中すれば2時間ぐらいで読める。数式が一個も使われていないというのも、すばらしい。

 統計の読み取り方に関するわかりやすい本は多数あるのだが、ちょっと話題が古くなったりして、学生さんにすすめにくかった。この本は、学力低下とか格差の拡大とか最近の話題ばかりであるので、ちょっとした話のタネにもなると思うので、おススメ。

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コメント

血液型好きな人いますねえ。
星座占いや動物占いもあったなあ。

僕も以前はうんざりして「C型」とかほざいてましたが
カートボネガットやアドルノ、サイードを読むようになり
ひょっとしてこれは狭義の「ディアスポラ」現象によるものではないかと思うようになりました。

ディアスポラについてはぐぐってもらうとして
つまりは皆共通のなんとなく安心できる母集団的なものや象徴概念が喪失した今(長嶋もいないし北の海もいない、だれも同じテレビみてない、同じ歌を知らない。。)数種類のカテゴリーに分類できる血液型なんぞはとても安心できる一つの「居場所」的なものではないかと。

これはまた、カート叔父さん的に言えば拡大家族の変形ではないかと。のーもあろんさむ。一人じゃないよの延長かもしれません。

相手がナニモノであっても、共通の話題がなくても
自分が安心できるわかりやすい認識記号みたいなものと
今では思うようになりました。
差しさわりのないどーでもいいことも重要なコミュニケーションなのですねえ。

しし座のA型です。うっそ~、A型にはみえん~
なんて高校の講師やってたとき生徒と交通。


投稿: 八 | 2009年4月25日 (土) 23時39分

通りすがりの献血マニアです(半分ウソ)。

最近,門真運転免許試験場にある献血ルームで献血しました。
お金を入れなくても飲める夢のような自動販売機があったりと,
若い人にも大人気だったりします。

あなたも免許更新の時はぜひ。でも400ml献血したあとは,
8週間は次の献血ができないので,注意ですよ。

ちなみに,よく人にはB型?って聞かれます。
でも本当はO型なのです。
そんな話は,どうでもいいですか。そうですか。

投稿: はち | 2009年4月26日 (日) 10時06分

>八さん
たぶん、占いだったら問題ないんですよ。当たるも八卦、当たらぬも八卦ですから。
血液型の性格判断が、
 ・科学的なふりをしていること
 ・少数派がにとって不利になっていること(時に差別的であること)
が、嫌だなぁと思うんです。
特に、血液型の話を好む人が、差別に対して、無自覚な気がして、嫌なんですよね。
だから、血液型は差しさわりのない話じゃないような気がするんです(すみません、頭かたくて)。

でも、自分が所属できる母集団を求めるというのは、そうかもしれない、と思います。
自分はひとりだと認知してしまうのは恐ろしいことです。
どこかに属していることは、安心を得られますから。私自身も、フリーター(というか、ほぼニート)であった時は不安で不安で仕方がなかったですから。
でも、何かの区別は、差別に繋がる時があるので、難しいなぁと思います。

投稿: ぴか | 2009年4月27日 (月) 07時19分

>はちさん(つーか、オット。何で私たちはこういう下宿人実験のようなことが好きなんだろうね?)

私も献血マニアなのですが、比重が足りなくて、2回に1回ぐらいは断られるときがあって、つまらないです。
女性の血液としては健康でも、献血するには足りないことがあるのです。
あと、400ml献血をしているのですが、毎回「体重減っていませんか?」と聞かれて、「全然減っていません。むしろ・・・」と答えているのは、さびしい限りです。

ああ、そういえば、血液型の重要な役割を忘れていました。
メンデルの遺伝の法則を理解しやすくなるということです。
父と母の血液型が判明していれば、生まれてくる子どもの血液は、決まってきますから。
そういう意味で、子どもの血液型が分かったとき、ああ、やっぱり、と確認できたのは面白かったですし、なぜ私だけ家族の中で一人だけ血液型が違うのかも理解できて面白かったです。

投稿: ぴか | 2009年4月27日 (月) 07時23分

なるほど。
科学の振りというのはなるほど
区別と差別もなるほどでした。

なんちゅうか
あまりにもヘビーな差別と区別があたりまえな生活になじみずぎて鈍感になっているようです。
差別はささいなところに生まれるのですねえ。
ここでもまた反省。
ピース。

投稿: 八 | 2009年4月27日 (月) 22時35分

>八さん
ごめんなさい。血液型判断の話は、キクマコ先生のウケウリです。こことか↓。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090420-00000301-president-bus_all
まるで自分で考えたことかのように書いてしまいました(後輩には、事実と意見は明確に区別しなさいと教えているのに)。

> あまりにもヘビーな差別と区別があたりまえな生活になじみずぎて鈍感になっているようです。
逆に、私は同質な人間としかほとんど接していないし、ほぼ毎日似たようなことをして過ごしているので、些細なことに神経質になっているような気もします。
八さんのblogを見ていると、自分の視野って結構狭いなぁと気づく時があります。私も少し反省です。

投稿: ぴか | 2009年4月28日 (火) 06時02分

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