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2009年6月15日 (月)

私は私にしかなれない

 今週末は学会で半年ぶりにN大学のF君に会って、研究の悩み(というか愚痴)を話しこんでしまった。F君は私と研究テーマが似ていて、彼の悩みは私の悩みと類似している。あまりに似すぎて「あなたは私ですか?」と言いたくなるぐらい。悩みの内容は、論文が査読を通らないとか、博士論文の構成が決まらないとか、研究に対する熱意をどうやったら持続させれるのかとか、そういうこと。

 話し合って悩みが解決したわけではない。だけど、F君が言った「ぴかさんも僕も泥臭い研究しかできない。どんなに他人をうらやんでも僕は僕にしかなれないし、ぴかさんもぴかさんにしかなれないよね」という言葉に、少しだけ気持ちが軽くなったような気がする。

 「私は私にしかなれない」なんて当然のことすぎる。でも、研究発表がうまくいかなかったり、論文が査読で落とされたりといったことが続くと、何で私は他の人たちのようにスマートに要領よくできないんだろう?と思うし、何でこんな研究テーマを選んでしまったのかと自問自答する。馬鹿な私は他人になりたがっていたんだ。

 研究スタイルも研究テーマも誰かに強制されたものではなくて、自分で選んだんだから仕方がない。私は私のやり方でしか研究しかできないし、私の私を取り巻く環境を受け入れて、やっていくしかない。

 書いてみたら、当然過ぎてつまんない話。でも、こういう当然すぎることを時折忘れて、ウジウジと悩んでしまうので、自戒の意味をこめて書いておく。

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 ここしばらく、電気グルーヴの”N.O.”ばっかり聞いていた。N.O.は高校生の頃から大好きな曲で、落ち込んでいる時によく聞きたくなる。N.Oの明るいピコピコ音を聞きながら、超ネガティヴな歌詞を一緒に口ずさんでいた。「先を思うと不安になるから、今日のところは寝るしかないね」とか「話す言葉はとってもポジティブ、思う脳みそほんとはネガティブ」とか。こんな言葉をうれしそうに口ずさむなんて、どれだけ落ち込んでたんだか。

 本当に本当に精神的に調子が悪いと、普段聞いているコジャレが音楽が聴けなくなる。でも、そろそろカヒミカリイとかが聞きたくなってきたから、調子がよくなってきたみたいだ。

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