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2010年2月13日 (土)

私は理不尽な姉だったらしい

 1つ上に姉、6つ下に妹がいる。1つ上の姉とは、子どもの頃にいろんな経験を共有した覚えがあるのだが、6つ下の妹とはあまり一緒に何かをした覚えがない。そのせいか、お互いにちょっと距離を感じている部分がある。

 私は、妹に、「お姉ちゃん」ではなくて「○○ちゃん」と名前で呼ばれている。妹にとってお姉ちゃんとは、私の一つ上の姉をさすのであって私ではない。姉は妹二人の世話をよく見ていたが、私は妹の世話をあんまりした記憶がない。妹によると、子どもの頃は、圧倒的な知力・体力の差で、妹に理不尽の限りをつくしていたらしい。でも、大人になってから、私は妹にいじめられてばかりいる。妹の方が口がたつから。一緒に話している時に、私が不用意なことをいうと、「もう!○○ちゃんのおばか!」って、すぐ言われてしまう。

 少し前に、久しぶりに妹に会った際、次のような話を聞かされた。 

 小学生だった妹がバレンタインデーのためにクッキーをせっせと焼いていたらしい。そこへ、大学受験を控えた高校生の姉(私!)がやってきて、彼氏にあげるのにちょうどいいと言って、勝手にクッキーをもっていったとか。しかも、帰ってきたら「釘が打てるほど堅かった」と文句をいったらしい。ひどす。

 聞かされるまで私はすっかり忘れていたし、聞かされてもまったく思い出せなくて、他人事のように笑ってしまった。これ、妹に対してもひどいけど、当時の彼氏に対してもかなりひどいよなぁ。生まれて初めてできた彼氏のはずだったのに、何を考えてたんだろう?しかも、何と言って渡したんだろう?自分のことながら、不思議だ。

 過去の自分のひどい話を聞くと、なんか他人事のように感じるんよな。何で覚えていないんだろう? そういえば、一緒にいることが多かった姉のことでさえも、思い出せないことがある。過去の私は、人に対する思いやりというものが根本的に欠けていたように感じる。妹ちゃんとの思い出が少ないのは、そのせいかもしれない。やばし。

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 妹は、小さい頃は、繊細な印象の美少女だった。私は、子どもの頃、妹の顔を羨んでいた。でも、成長するにつれて、なぜか少女の頃の繊細な印象はなくなり、大味な感じの顔になった。不思議だ。彼女は顔のパーツのすべてが大きい。瞳も、鼻も、口も、額も、眉毛も、顔の輪郭もすべてが大きい。しかも濃ゆい(中学生の頃、妹が「あだながモアイになった」と悲しんでいたw。それを聞いて爆笑する姉(私)とかひどすぎる)。私も顔は濃ゆい方だけど、妹の方が濃くって、スッピンなのにアイメークばっちりしているように見えるぐらい濃ゆい。性格も、顔に合わせて、大味で、元気。よう喋るし。あ、昔の方がよかったというわけではなくて、今の方が愛嬌があって、かわいらしいと思うよ。

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 先日、たまたま妹のWebページを見つけた。そこで、妹は小説を発表していた。彼女が小説を書いていたのは知っていたが*、今も書き続けているのは知らなかった。しかも、同人誌を作って、販売している! そこそこアクセス数も稼いでいるようだった(私のblogの10倍ぐらいアクセス数がある)。もう!お姉ちゃんに言ってくれたらいいのに。水くさいなぁ。

 同人誌を購入してあげたいのだけどなぁ。でも、妹からすると、私は信用のおけない理不尽な姉なので、すごい嫌がりそう。だから、ブックマークに妹のwebページを登録して、時折、そうっと妹の紡ぐ文章をにやにやしながら眺めている。かわいいなぁって。

 妹の文章は、私のものとよく似ている。もし、私が小説を書くとするならば、似たような感じになるかもなぁ。書かへんけど。なんかたくさん書いていて、それだけでえらいなぁと思う。短編は面白いかなと思いながら読んでるんだけど、正直なことをいうと、長編はちょっと私と趣味が合わない(ごめんねごめんねー)。

 いろいろ書いたけど、お姉ちゃんは妹ちゃんのことを応援してますよ!私は妹ちゃんLOVEで、かわゆすって思ってますよ。本当はリンクを貼って妹ちゃんのページを宣伝をしたいのだけど、そういうことをすると、本気でうざがられて、口をきいてくれなくなりそうな気がするので、やめておきます。

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*妹は、高校生の頃、小説で小さな賞をもらって、母親を喜ばせていた。わー、うちの家から芸術方面の才能がある子が出たって。あ、そういえば、姉も小学生の頃に詩で新聞に載ってたなぁ。私にはそういう何かを創作するという才能がなかったので、母的にはつまらなかったみたいだ。母は、地に足のついた実用的なものの考え方をする人なのに、というか、そのせいか、創造的なものに対するあこがれが強いみたい。そういうところ、私もよく似ている。

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