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2010年6月 5日 (土)

失敗する可能性のあるものはいつか失敗する だからなんなん?

101080913  もう先月の話になってしまったが、今年も家族でツアーオブジャパンの堺ステージを見に行った。自転車レース、間近でみると、めっちゃ早い。みんな、男前や!

 ただ、残念なことに、去年までは周回コースだったのに、今年からはタイムトライアルになってしまったので、レースの駆け引きなどをあまり見ることができなくて、とても残念。コースや規制時間はどんどん縮小していく。自転車が人気と言われているが、まだまだ自転車レースは根付いていない。興味がない人間にとっては、自転車レースのために、道路の通行止めなんか面倒なだけだ。

 自転車博物館にも行ったのだが、なかなか面白かった。自転車関係のイベントもたくさんやっている。もう少し近くにあれば、子どもを自転車乗り方教室とかに連れて行ってやりたい。webページも充実している。自転車のまちづくりとか読んでいていて面白い。シマノの本気が伝わってくる。 

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 ツアーオブジャパンの会場となっている大仙公園では、様々なイベントをしていた。子どもが中に入って遊べるバルーンがあって、その中で子どもが遊んでいる隙に、子どもを喜ばせようと、父が風船をもらいにいった。風船を見て子どもは喜ぶだろうと確信していたのに、子どもは「欲しくなかった」「おうちに帰りたい」と急に悲しそうな顔になった。

 よくよく話を聞くと、先日、風船をもらった際に、誤って手を離して風船を飛ばしてしまったのを思い出したらしい。風船が自分の手から離れて空に飛んで行くのぐらいであれば、初めからもらいたくなかった。もらってしまったのだから、一刻も早く家に帰って安心したい。娘はそういうのだった。

 でも、風船をもらう直前までは、機嫌良く遊んでいたし、お昼ご飯もまだ食べていなかったし、肝心のタイムトライアルもまだ見ていなかった。何とか子どもをなだめすかせて、お昼ご飯を食べて(子どもの好きなお寿司!)、タイムトライアルも一通り見て、帰路についたのだった。

 夫は娘の様子を見て、「子どもの考えることって面白いなぁ」と笑っていたけれど。うーん。私は少し不安に思いましたよ。風船を飛ばしてしまう確率なんて、10回に1回ぐらいやんか。不幸が起こる確率を娘は多く見積り過ぎている。娘は、そのまだ起こっていない不幸に気を取られすぎて、目の前にある、美味しいお昼ご飯、自転車レース、自転車博物館といった楽しいことを投げ捨てようとした。私もそういう考え方をよくしてしまうんだ。

 起こる可能性のある不幸にばかり気をとられていたら、何もできなくなっちゃうんじゃないかと思う。失敗する可能性なんかどこにでもあるんだから。そんなものに目を奪われる、しかも5歳の幼児がそれに気をとられるというのになんか残念な気持ちになってしまった。

 努力も思いつきも行動も、自分のことが好きじゃないとできない気がする。脅されるからする、逃げるためにする、そういうのは長続きしない。

 なーんか、子どもには、「自分のこと大好き」って感じの、オットみたいに屈託のない人間になってほしいんだけどな。オットは自分のこと、かっこいいと思っているし、頭いいと思っているし、かくありたい自分と実際の自分にギャップがあると努力するような人間なんだ(こういうことをネットに書く度に、毎回オットに怒られている。誉めているよ)。

 私は、今まで子どもに「こういう可能性があるから、やめた方がいいんじゃない?」とか脅すようなことばかり言っていたかもしれない。ネガティブな物言いの積み重ねが、子どもに悪影響を与えている気がする。

 もうちょっと大きくなれば、「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」なんていう警句とか、マーフィーの法則を知ったりすれば、態度を意識的に変えていくことができるかもしれないけれど。彼女の最も身近な人であるところの私が、もっと楽観的に、「いけいけどんどん」な感じの態度でいないとあかんやろうなぁ。
 
 子どもというのは可塑性が高くて、どんどん気持ちや態度、性格が変わっていくものなので、親の意図とは関係ない部分も多いけれど。子どもを産んでから「おかん」にならなあかんと思っているのだけれど、なかなかできてへんなぁ。

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