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2010年6月18日 (金)

いつだって時は遅れる 残酷な世界はいつも不条理に満ちてる

Alicewonderland_poster_s 家族で「アリス・イン・ワンダーランド」を見て来た。映像がとても美しくて、うっとり。優美で残酷で不気味なティム・バートンの世界。3Dで見れてよかった。3Dで見ないと意味のない映画だった。子どもは何回も手を伸ばして、映像を触ろうとしていた。音楽はティム・バートンといつもタッグを組んでいるダニー・エルフマン!物語を大げさにひきたてる美しい音楽。

 キャスティングも素晴らしかった。アリス役のミアは、不機嫌そうな表情をさせてもかわいい。大人になる前の不安定な美少女の雰囲気がよく似合っている。白の女王役のアン・ハサウェイは、自分の手は汚さない故の残酷さを醸し出していて、浮世離れた感じが。目も眉も唇もしっかり! 私は、この手の過剰な感じの美女が大好きだ。
 そして、ヘレナ・ボナム=カーター!!! 不気味でかわいくて残酷な赤の女王。あんな特殊メイクされているのに、ヘレナ・ボナム=カーターにしか見えない。ファイトクラブでは全ての幸せを吸い取る暗黒惑星のような彼女だったのに。すごく演技の幅が広くて、雰囲気があって素敵だ。

- - - - (一応ネタバレ注意)- - - -

 この映画は、映像と音楽の美しさを味わう映画。えーと、正直言ってストーリーはつまんないですよ。少女がある出来事を通して自分で人生を選択するという、ありがちな成長譚になっていた。あまりにも、ハリウッド映画的すぎる。私は、アリスには現実と夢の境目のあいまいさを求めているから、この筋の通った物語には納得がいかない。ワンダーランドなのにわけのわからなさが薄いなんて意味がない。意地悪じゃない帽子屋にはがっかり。人の行動や物事にはすべて原因が必要なのか?そうじゃないだろう?物語を楽しみたいなら、テリー・ギリアムのローズ・イン・タイドランドを見るべきか。

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