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2013年4月

2013年4月 4日 (木)

ポストドクトラルフェロー?ぜいたくな名だね

ポスドクジブリhttp://togetter.com/li/333864?page=1より

ポスドクになってから3年もの月日がたってしまい、RPDに採用されたこともあり、あと3年間はポスドクでいる可能性が濃厚になった。

「教育と研究が補完しあっていることは、経済的にみると幸運な偶然といえる(ケネス・アロー)」のだが、私は集中講義2つ以外は研究しかしていない。ポスドクは基本的に教育に関わっていない、あるいは関わることができないので、不経済な存在かもしれない。

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RPD(Restart Postdoctral fellowship)の申請書について書こうかと思っていたのだが、あまり書く事はないかも。
基本的にはPDと一緒。
ただ、違う点は、「出産・育児による研究中断状況」を書かされることだけ。
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学振の申請についてはあちこちに体験談が溢れている。しかし、RPDは年間40人しか採用されないこと、育児などで体験談を書くのが難しいこと(私みたいにブログを書くのが趣味という人が少ない)から、インターネットの海の中にもあまり体験談が見つからない。

ちょっと探してみた感じでは、この方ぐらいかな 

→ オーバードクターの妊娠・出産・育児日記 学振 http://poi19.blog14.fc2.com/blog-category-13.html

RPDの申請は、他のDC、PDと基本的には変わらないので、下記の「が苦心がんばれ」などを参考にするのがよいと思う。

が苦心がんばれ http://www.estat.us/kaz/id11.html

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RPDは書類審査が通ると、9月末に面接を受けに行くことになる。

面接は、どなたかに必ず見てもらった方がよい。

私は、共同研究している教授が配慮してくださり、大学の研究支援をしている部署に模擬面接をしてもらえることになった。いろんな大型プロジェクトを採択されたことがある教授の先生方に面接をしてもらえて、すごく参考になった。分野外の方がきいても、研究の意義が伝わるようなプレゼンをするのはすごく大事だ。

研究費獲得のためのプレゼンの際に気を付けるよう言われたことは

 ・なぜ今のタイミングでこのテーマに取り掛からないといけないのか、

 ・しかもそれが自分じゃないといけないのか

に気を付けてプレゼンすること。この2つが伝われば、「これで勝つる!」

RPDの面接の場合は、研究計画だけでなく、研究中断の状況、RPD後の進路についてなども説明する。

正直なところ、私、RPD後にアカポスにつけている自信はまったくないのだけれど、それでも、めちゃめちゃ前向きに、自分の特徴を生かした研究者になることを話したりした。

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長々と書いた割には情報量が薄くてごめんなさい。
もし、私の申請書をみたい、面接時の話をもっと詳しくききたい、発表資料をみたいといったことがありましたら、お気軽にコメントしてくださいませ。

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