2013年5月に読んだ本のまとめ
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2366ページ
ナイス数:12ナイス文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
読了日:5月28日 著者:ジャレド・ダイアモンドパタン・ランゲージ―環境設計の手引の感想
この本の核心となる考え方は、人々は自宅や街路やコミュニティを水かあらの手で設計すべきというものである。世界の美しい場所のほとんどが建築家以外によってつくり出されたという事実に基づいている。「パタンは言語であり、パタンランゲージは文法であり、そして建物は文章である。つまりパタンという環境成分に関する人間の記憶の集積をパタン・ランゲージという文法を使って組み合わせていけば、無数の新しい環境を設計できるというわけだ。」
読了日:5月28日 著者:クリストファー・アレグザンダー図説・都市の世界史 4 近代の感想
産業革命の環境、、後期自由都市、近代都市、今日の状況まで。もともと建築学科の学生の教科書として書かれたもの。図や写真が多いため、授業の参考図書としてよさそう。
読了日:5月28日 著者:レオナルド・ベネーヴォロクルマと道路の経済学
読了日:5月22日 著者:神戸在住(9) (アフタヌーンKC)の感想
洋子ちゃんの帰国。雑人工場の演劇のお手伝い。伊達先生の桂ちゃんや鈴木さんへの視線がいいなあ、よくみてはるなあと思った。
読了日:5月22日 著者:木村 紺スローなカフェのつくりかた―暮らしをかえる、世界がかわるの感想
後半のスローカフェリストはなかなかよい。これを参考に、出張した時にあちこち行ってみるといいかも。
読了日:5月22日 著者:驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)の感想
面白かった。著者は東北大准教授を経て養護老人ホームに介護職員として勤務している。どの高齢者の話も興味深く、私もこういうふうに話を聞きたいと思った。介護現場の聞き書きは、介護する側とされる側との関係を一時的に非対称性から解放し逆転させる。|著者が大学を辞したきっかけが将来に対する不安というのは衝撃だった。結婚したからといって将来が安心なわけでもない。こんなに優秀な方でも、世間様の常識にがんじがらめになっていたというのが、何とも辛い。多様な女性の生き方を知ることで、著者が励まされたというのには安心した。
読了日:5月22日 著者:六車 由実よみがえれ青い空―川崎公害裁判からまちづくりへの感想
川崎の大気汚染公害裁判に携わった弁護士による著書。公害被害者が、自らの被害救済だけにとどまらず、まちづくりに対して提言を行い、行政にはたらきかけを続けている。公害は必要悪なのでは決してなく、住民の住みやすさを向上させながら都市を成長させなければならないという願いが込められている。
読了日:5月22日 著者:篠原 義仁
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